こんにちは！ヨンスです！

土曜日のコラムテーマは真面目な話。
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今回は書評です

突然ですが愛とはなんでしょう？
与えるもの？与えられるもの？
見返りがあるもの？無償のもの？

僕の中での究極の愛の形は無償の愛です
見返りを求めず、与える愛。
でも本当にそんなものが存在するのか、ふと考えてしまう時もあります
誰かに尽くしても、心のどこかで見返りを求めていないだろうか…
何も与えるものがなくなったとしても、相手が自分を求めなくなったとしても、本当に納得できるのだろうか…
誰だって不安になりますよね

シェル・シルバースタイン作のThe Giving Tree(日本語題：おおきな木)は、そんな気持ちを切なくつづった絵本です
イギリスにいる時にふと本屋さんで見つけた絵本なので英語で読んだのですが、日本語訳も秀逸です
特に村上春樹の訳には心を揺さぶられます
皆さんはこの本を読んで何を感じるでしょう？
きっと何を感じても正解です

「あなたはこの木に似ているかもしれません。
あなたはこの少年に似ているかもしれません。
それともひょっとして、両方に似ているかもしれません。
あなたは木であり、また少年であるかもしれません。
あなたがこの物語の中に何を感じるかは、もちろんあなたの自由です。
それをあえて言葉にする必要もありません。
そのために物語というものがあるのです。
物語は人の心を映す自然の鏡のようなものなのです。」
(村上春樹/訳者あとがきより)

さて明日日曜日のコラムテーマは雑談です
お楽しみに！

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