「信頼口座」という考え方は、お客様との関係においてとても大切だと思います。この「信頼口座」は、お互いの信頼を少しずつ貯めていくイメージのことです。まるで心の中にある口座のようなもの。これに貯金するためには、相手の気持ちを理解し、誠実でいること、そして一貫した行動を取ることが大切です。

私の仕事でも、これはとても大事なことだと感じます。お客様が私を選んでくれる理由は、リラックスしたい、心の声を誰かに聞いてほしい、物理的に気持ち良くなりたいといった思いからだと思います。その気持ちを大切にするために、私はいつもお客様の言葉に耳を傾け、女性が安心して自分を表現できるような雰囲気を作るよう心がけています。小さな約束を守ったり、ちょっとした気遣いを忘れないことも、この「信頼口座」に貯金をしていくための大切なことです。

反対に、もし約束を守れなかったり、お客様の気持ちを軽んじてしまうようなことがあれば、その信頼口座からの引き出しになってしまいます。だからこそ、私はいつも「今の自分の行動が信頼口座にどう影響するだろう？」と意識しながら、お客様と接するようにしています。

毎日の中で少しずつでも、信頼の貯金をしていくこと。それが、お客様との温かく長いお付き合いにつながるんじゃないかな、と思っています。