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東京秘密基地ゆうたです

ドロヘドロという漫画がありまして。
連載開始から追っかけているファンなのですが、23巻で完結している物語です。

私は昔からゲームにしろ小説にしろ、好きな物語である程に終盤で追うのをやめてしまう癖がありました。
物語のエンディングを見たくない訳ですが、あまり理解されない衝動でして。
私にとって説話に没頭することは人生の追体験であり、その楽しみを終わらせたくないが故に好きであればあるほど物語の扉を開かなくなってしまうのです。
変な癖です。

そんな中でドロヘドロは圧倒的に好きすぎたんでしょう。
15巻末まで読んだ時に、その続きを読めなくなってしまいました。（15巻までは20回くらい復読しましたが笑）

それこそ人生の中で物語を反芻する瞬間があります。
バスに揺られている時や寝る前に、この冒険の謎はどうやって解き明かされるのかを夢想するのです。私の頭蓋の中であれば無限通りの可能性を終わらせないで続けることができます。

そんなドロヘドロをこの日記を書く数時間前に読破しました。
オペをするからですね。生きる原動力とはいえ、何かあって死んだら死にきれない後悔が残ります。

読んでみて、私が夢想したよりずっとバカらしくて笑えてハラハラして最高の物語が帰結していました。

読み終えて、まだまだやっていないことが沢山あることに気づいて…今は富士山に登ろうとかスカイダイビングもやってないなぁとか、マクドナルドでポテト揚げてみたいとかとめどない欲求が湧いてきました。
あと大葉ギョーザを作りたいです。

オペまで健康管理を徹底しているので、特段何にも挑戦せず誰とも会わず無聊を託つ日々になってしまっています。

身体も精神も回復したら、どのどんな物語を読み進めてみようかと思うと、今からワクワクします。

ドロヘドロ読み終わるまでは死ねないと怪我した時には思ってリハビリしていましたが、、生きていればもっと面白い更に素敵な出会いもあるかもしれない。
読み終えてそうやって思わせてくれる作品でした。ドロヘドロありがとう。人生に乾杯