1/24 20:00 UP!
理想と現実。
風俗と性病
「性病に罹りました」と告知してから2週間、陰性証明が取得できてから約1週間が経ちました。
「性病に罹りました」と告知してから2週間、陰性証明が取得できてから約1週間が経ちました。
炎上覚悟でぶっちゃけて話しますと、性病について正直に告白したことによって売上や予約件数が大幅に減りました。これについては公表時に当然覚悟していましたし、予約してくださっていたお客様には自らリスケを促しました。
もちろん該当期間に施術した方には告知して、検査へのご協力等お願いした上で、有難いことにほぼ全ての方にご理解いただけています。
ただ、その後に一つ悲しい誤算がありました。
性病自体は既に完治してるのですが、
『完治後の予約についても以前ほどの勢いはなく、数ヶ月は苦しい状況が続く見込み』
なのです…
(この一件で僕を知り予約してくださった方もいますがあくまでごく少数…)
当事者として一連の流れを経て実感したのは「正直者は損をする業界だな」ということ。
性病関連のニュースや罹患者数の推移を見れば、表沙汰になっていないケースは山ほどあるかと思います。
しかしそんな業界慣習に対して、「お客様の安心安全に繋がれば」と自分なりに考えてとった「公表する」という行動が結果的に自分の首を締めています。
もちろん罹患に関しては注意不足など自業自得な面もありますし、最終的な結果に対して責任を負うのも自分です。
僕自身がセラピストとして完璧かと問われたらそうではないですし、性病云々を抜きにしても、結局は自分の力不足が結果に反映されているというのは十分承知しています。
とはいえ…
公表以前と公表以後でここまで変わってしまうと正直辛い……(アンチにも絡まれるようにもなりましたし)
きっとこういうこと(公表によって売上が激減すること)が事実として起こるから、男風女風問わず、性病に罹ったことを隠蔽する体質ができ上がっていったのだろうと思います。
そして、この現実が感染の収束を妨げている。
たしかに、利益を上げたいセラピストやお店の気持ちも理解できなくもありません…
けれど、そもそもお客様が安心安全に利用できない業界である限り、発展が頭打ちになる可能性が高いのは事実です。
特に肉体的な欲求の解消だけではなく、精神的充足がサービスの核となる女風界隈においては安心や安全が殊更重要であるのは間違いありません。
だから、お店やセラピストさんは自身の在り方について今一度見直していただければ大変有難う存じます。
加えて、
ユーザーの皆様にもお願いがございます。
※僕を予約しろなんて不粋なことは言いません。
【どうか、性病検査の結果を、陰性も陽性も正直に告知してくれるセラピストさんを選んであげてください】
これにご協力頂けることが、界隈をよりクリーンで、皆が安心して安全に楽しめる世界に変えていくはずです。
僕も罹患の事実がわかった際、どのように対応すべきか過去の事例に学ばせていただきました。
その結果少数ではありますが、陽性についてもきちんと告知しているセラピストさんやお店を発見することができました。
そういったセラピさんやお店こそ大切にしていくべきだと僕は考えています。
僕が何を言ったところで片田舎のいちセラピストの戯言に過ぎませんが、この文章を読んで誰かお一人でも思考や行動を変えていただける方がいれば、とても嬉しいです。
また、持論を書き殴っただけの正義ヅラしたこの文章を不快に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、何卒ご理解……は難しくともご容赦いただけましたら幸いです。
さて、ここまで長々と読んでくださりありがとうございました！
今回の性病関連についての投稿はこれで終わりとさせて頂きます。
今後とも、佐賀秘密基地とミサキをよろしくお願いいたします！
どうか皆様がより良い女風ライフを送れますように。
