ミサキですこんばんは。

突然ですが、あなたの大切な人は「今のあなた」を見てくれていますか？

「過去のあなた」に理想を見て、現実にいる「今のあなた」を蔑ろにはしてませんか？

というのも人間には

「あの時〇〇をご馳走したから」
「この前〇〇プレゼントしたし」

と言った恩を売るような考え方や

「以前あれだけ自分のことを好きと言ってくれてたし大丈夫」
「ずっと一緒にいようって約束したから大丈夫」

といったようにパートナーの過去の言動から自分の安心感を得ようとする心の動きが存在します。

これってどちらも「今のあなた」ではなく「過去のあなた」を見てるから起きちゃう現象なんですよね。

そして、こういう思考は時として男性脳の方が陥りやすいのです。

※あくまで事実や体感値からくる傾向の話で、男女差別とかジェンダーどうこうではありませんので悪しからず。


多くの男性は「過去に積み上げた経験によって社会的な評価を左右される」という価値観の中にいます。

猛勉強して成績を上げて良い大学に行く。

仕事を成し遂げた功績を評価され出世する。

逆に失敗すれば左遷や減給される。

こうした経験を人生においてたくさん積むため「過去に起きた出来事」に対して良くも悪くも過剰な評価をしがちなのですね。

経験値を積んでレベルを上げてボスを倒す「ゲームの主人公」のような考え方とも言えるかもしれません。

もちろんキャリア形成を頑張る女性もたくさんいらっしゃるのは知ってます。

でも僕くらいの世代やそれより上だと男性側の方がこうしたプレッシャーには多く長くさらされてるのは間違いないと思います。



そんな傾向があるため、女性の方が「現在起きている事」に対して男性よりも敏感になる。

という相対的な違いを感じます。

その結果として「過去の出来事を過信する男性」vs「今の気分を大切にしたい女性」という構図ができがちなのかなと。

女性が男性の過去の自慢話にうんざりしてしまったり、

男性は男性で、女性が冷めてることに気付かず、

「付き合いたての頃と同じくらい彼女が自分へ好意を向けてくれてる」と勘違いしたり、

というような事が起こるのも納得ですね。

こういう前提を理解すると、もしかしたら少し男女関係も見えやすくなるかもしれません。


なので男性に対してアドバイスできることは

「プレゼントは恩を着せるためではなく、今この瞬間に向き合ってる女性の気持ちを高めるために送るべき」だし

「過去に甘んじることなく、今のパートナーと向き合わないと温度は下がる一方だよ」ってことになります。


また女性の皆様におかれましては、

「男性が何かを自慢してくるのは、子どもがゲームで新しい武器でも手に入れてはしゃいでるのね」ぐらいに思って生暖かく見守ってあげるといいのかもしれません。


こういう傾向を知ることで、あなたの人生が少しでも生きやすくなれば幸いです。

※何回も言うけどあくまで傾向の話だからね！男女逆のケースもたくさんあるしマイノリティの方もいるから一概には言えないってのはわかってるからね！

それではまた！