中学生の時、俺のお母さんは
バチバチの教育ママで
特にテストの点数にはうるさかった

5科目合計450点以上を取らないと
キツイお仕置きが待っていて、

だからどの科目も
90点以上を取るぞ！

という気持ちで挑むんだけど

それに対してお母さんは

“
お前はバカか
90点以上取る勉強をしたって
90点は取れないんだよ
100点を取るつもりで取り組め
”

この言葉は
29歳の今でも鮮明に覚えているし、
金言だなぁと思う

セラピストとしての「気遣いが出来る」
と思われる要素を上げるとすれば

・車道側を歩かせない
・ドアを開ける
・靴を揃える
etc…

これらを「出来るように意識する」

ことは

「90点以上を取る」

と同じなんじゃないかなって思う

１つ１つの項目に意識を向けても
フと気が抜けると忘れてしまうだろうし
上手く立ち回れなかったりする

だから俺は

気遣いチェックリストを捨てました

代わりに、

“
絶対に後悔させない、
最高の時間にしてみせる
“

という

ただ目の前のお客様を
幸せにすることだけを考える

そう考えるだけで、

今なにがほしい？
室温はどうだろう？
楽しいだろうか？
痛くないだろうか？
興奮してるかな？
喉乾いてる？
etc …

お客様が主語の疑問が
無限に湧き出てくる感覚

これが俺の考える

「100点を取るつもりで取り組む」
なんだろうなと思う