こんばんは、前にも書きましたが、最近はぼくのなつやすみにハマっているミオです

この高台、特に意味はなかった場所なのですが、何回もくるにつれて開発中の国道が見えるので、時代を感じてとっても好きな場所になっています

この作品は、お母さんの産休でおじさんおばさんの家に預けられた「ぼく」が一夏を通して成長していき、周りの人たちの生活や人生を見ていくお話です

群像劇ではなく、すべて「ぼくくん」の一人称で見ていくのがすごく面白いんです



【【【以下ネタバレあり】】】






嫁さんを亡くしてしまったお医者さんがお盆に帰ってくる嫁さんとお話しをしたり
このお医者さんは自分も死にゆく存在であると自覚していて、過去と未来への時間の流れ、子供への祈りを意識的にさせてくるので個人的に激推しです

1歳違いで小学校に進んだ男女が、9年ぶりに話してお互いの本当の気持ちや、すれ違ってしまった事実を見つめて確かめたり

もうすぐ帰ってしまう「ぼく」に対してある男勝りな女の子が「あんたの家って私の泊まるところある？」と、「ぼく」が、どぎまぎしてしまうような問いを投げたり

親戚の子供と虫相撲をしたり、誰も入ったことのない地下道に挑戦してみたり

一つの季節の中でいろんな人の感情に触れて、たとえば昼間はアブラゼミのうるさい鳴き声や、夕暮れのヒグラシの淋しい鳴き声、そして夏が終わるにつれて聴こえてくる鈴虫たちの声、、
映像もゲームの媒体もちょっと古く、子供のころに聴いたであろう・プレイしたであろう感覚が、自分をなんとも言えない心地良さに浸らせてくれるとっても大好きな良い作品です

みなさんもプレステ2持ってたら夏が終わってからでもプレイしていただきたい、そんな作品

もう今は実況プレイを見て満足しがちなこういった古いゲームですが、今年の夏も味わおうと、そう思わせてくれました

あと何回夏がくるんだろう？
夏モチーフの好きな作品たくさんあるので（ピンポンとか、夏色キセキとか、アニメもいっぱいです）
今のうちにたくさん摂取したいと思うミオでした

本日もおおきにです