本日もお仕事終わり、知らぬ土地を散歩していましたところ

10月なのに向日葵が咲いておりました

めっちゃどうでもいいんですけど、「夜の向日葵」という曲がすごい好きでして
エロゲの曲なんですけど、たしかに、寂しさを感じる曲調なんです
夜に一つだけ咲いているようなそんなイメージ、月の光に照らされている向日葵が想像できるような、そんな素敵な曲です

その曲が使われているエロゲ、素晴らしき日々という作品
恐らく、自分の最も好きなエロゲになると思います
シリーズというか、作品で繋がりがあり、モチーフが言語哲学や世界についてなのが、青年期の自分にはすごく刺さったんですね

一つ目の作品では、「世界は言語で表されるもので、言語がなければ（お互いの話す言葉が違っても）世界を表すことができず、言葉を操る人間は世界の外側に出ることができない（思考が規定される）」
というような話がモチーフでして
哲学者で言うと、ヴィトゲンシュタインがメインで、あとはソシュールとかの言語哲学の人たちの考えてたことがモチーフになっております

2つ目の作品以降は、その作品で示した「言葉が作るこの世界」における存在論というか、そういうものから「なぜ生きる」「どう生きる」かのような美学的な話がモチーフになっており
哲学オタクじゃなくても楽しめる、考えさせられるゲームです

さらにどうでもよいですが、連続的存在・不連続的存在というワードが好きでして
自分はセラピとして生きているのですが、この存在というのはこの日記を読んだり、お会いするときにしか存在しないとも言えますし（偏在・不連続存在）
自分の言動が皆様を癒して、何か嫌なときに救ってくれるような・自己肯定感の一部であり続けるような（遍在・連続的存在）
どちらでもあると思いますね

最後に、ヴィトゲンシュタインの論理哲学論考から好きな言葉を引用しておきます