おはようございます。
歩いていたら、目の前の宝石店の"のぼり"の
パワーストーンがパワーピストンに見えた。

パワーピストンとは程遠い、安全なプレイを推している光圀です。
今日もよろしくお願い致します。

女性用風俗のセラピストという仕事についてから
数々のルールを学びました。

その中でも
勉強するなかで、早い段階で教わる。
"「気持ちい?」と聞くな"
これについて改めて考えてみた。

なぜ、「気持ちいい？」と聞くとダメか。
頭では理解していたが、最近体で理解できたというか
プレイの中でうまく咀嚼できた経験があるので日記でしたためたいと思う。
この物語はノンフィクションです。

個人的な体験に基づいた考察なので
一部理解できない、思考回路もあるかもしれないが
私の備忘録も兼ねているので、大目に見ていただきたい。
(読者の皆さんのおめめがクリクリの大目になりますように)
ご指摘などあれば、ツイッターなどで言っていただけると助かる。
光圀は議論が大好きだ。みなさんの活発な意見を待っています。

大前提「気持ちい？」と聞くなの意図は僕の理解だとこの様な感じだ
1.お客様に気持いと言わせることによるプレッシャーを与えない
2.1.を言わせてしまうことによるコミュニケーションの行き違いをなくす


うん。
頭ではわかっている。
こんなことわかっているんだ。
（こんなことと言いましたが、かなり大事です）


（以下心の弱い光圀葛藤が始まります。）

でも、最近の施術中
嬉しいことに、お客様がとても気持ち良さそうにしてくれた。
本当に嬉しいことだ。そこで、僕の中の悪魔が囁いた。

「気持ちいい？」って聴きたい...!

もう、反応とか仕草とか会話で気持ちよさそうなのは充分伝わるんだけど
聴きたい。最後の一声。「気持ちいい」を。
(感覚としては、付き合う前だけどめっちゃいい感じのときに、多分絶対両思いなんだけど、お互いの気持を聞けないあの感じだ）

そう、光圀は聴きたくなってしまったのだ。
というか、言質をとりたくなってしまったのだ。
「気持ちい」の言質を
しかし、講習で禁止されている。
こんなに言いたいのに。
相手は絶対気持ちいはずなのに...

私(悪魔)「もう聴いてもいいよね？」
私(天使)「いや...ダメだ...。我慢するんだ。講習で聞くなと教わっただろ...」

という、葛藤をしました。
(ここまで問題提起パート)

この悩みはどうやったら解決するのか。
ちょっと考えてみた。

そこで、今回は「気持ちいい？」と聴くことの
メリット・デメリットを羅列してみることにした。
これを元に評価してみよう。


「気持ちいい？」と聴くことの
メリット
・「気持ちい」と言われれればセラピストのモチベがアガる
・「No」の類の返答が来た時に対応策を考えることが出来る
デメリット
・お客様に気持いと言わせることによるプレッシャーを与えない
・嘘の「気持ちいい」が出る可能性がある。
・「No」の類の返答が来た時に空気が悪くなる

（先程の議論とややかぶるが...大目に見ていただきたい）
大目、口癖かもしれない。これも大目に見てね

(ここまで思考・結果パート以下考察パート)

メリット・デメリットであれこれ考えてみたのですが
冷静に考えると、セラピストへのメリットは多少あるものの
ハイリスク、ローリターン（宝くじ的なノリ）
になってしまうので、守りに入るというか、堅実な仕事をするならば
避けて通るべきかなと思います。

講習は時間が限られているし、細かいルールの考察もしたいけど
その意味を考えて得られる回答は先人が培った経験ですでに
伝えられているものである。
一端のセラピストの僕が考えるのは
恐縮なところはあったのですが、
考えることを通して理解を深めるのは大事だと思います。

表面的に覚えた知識と噛み砕いて血肉にした知識は持っている知識の
強さが違うと思うので。

これからも時間があれば
（お茶の時間たっぷりあるしな）
こういったこと考えていきます。

長い文章お付き合いいただきましてありがとうございます。
結果、「気持ちい?」はやはり、悪手！！！
光圀でした。
ありがとうございます！

(以下一人言ゾーン)※本編には関係ない書きなぐり
性感中、コミュニケーションをする中で
お客様の言動と反応に気を配っているのだが
心の中（何を考えているか）は根本的にわからない。
真実を述べている証拠など、よく考えてみると
決定的な証拠などなにもない。
もし、経験豊富で過去のデータを所有していたとして
目の前の相手が、過去の相手さんと同じ挙動を見せたとして
その時の心情まで推測するはいいが、断定して動いて行くのは少々傲慢ではないかと思う。
単に言えば、自己中心的。
経験豊富だとして、その挙動は過去から高い割合で当てはまるパターンだっただけで
確度の高い推論の粋をでず、言ってしまえば妄想の世界で会話しているのと同じだ。
結局、お客様の心を知るというのは、理解する努力をできても
最終的には知り得ない領域であるのであろう。
(以上一人言ゾーン)(終)