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死生観とエロ 第一章
死生観とエロ 本編
なぜこの題材で文章を書いているかと言うと
・お客さんと話すことが増えたから
・元々漠然と考えてきたものが、この仕事を通じて具体的な言葉で現せるようになったから
などの理由がある。
まだその予定はないが、僕が東京秘密基地を辞めた場合、この写メ日記たちも消えてなくなってしまうのは少し寂しい気もする。
noteで公開しよう。
前回の日記でも書いたように、死生観の話ができる人という存在は本当に稀で、その会話の中で生まれる「つながり」のようなものを感じた時は、心の底から安心して、癒される。
少し、個人的な解釈・決めつけになってしまうかもしれないが、
そういう死生観についての話ができる人というのは、「自身のことを雑に扱う」傾向にあると考えている。
「自分の安全とかはひとまず置いといて、なんか楽しそうだからやってみよう」
とか。
そういう、ネガティヴとかポジティブとかの概念では表せないような感覚も持っている人。
もっと端的に言えば、
「自分はいつ死んでもおかしくない」
「自分はいつ死んだっていい」
「死ぬことは怖くない」
という感じで
自分がいつか死ぬことに対して納得している人。
納得しているからこそ、
いずれ必ず辿り着く、「死」というゴールを、現実的なモノとして捉えて、
ゴールから逆算する形で人生を組み立てようとしているような。
...まあ色々な言い方ができるけど、僕の中では、だいたいこんなイメージがある。
かくいう僕も、そういうふうに生きてる自覚はある。
死ぬ前に、「もっとこうしておけばよかった」「あれをやっておけばよかった」
と、後悔するのが嫌なので、
生きているうちにやっておきたいことリストを作って消化している。(もうほぼ消化し終えた。あと残っているのはスマブラでネスをVIP入りさせることくらい。)
死ぬことを考えることは、生きることを考えることでもある。
28年間生きてきて、色々な出来事があった。
その大半は取るに足らない、しょうもないことだった。
そのしょうもない人生の中でも、ごく稀に、
強烈に感情が揺り動かされる瞬間がある。
それだ。それが尊いのだ。
その、一瞬の感情の揺らめきを味わうために、生きている。
芸術は爆発だ。物理的な爆発ではなく、感情の、生命の爆発であり、叫びとか、慟哭とか、衝動とか、他の言葉では置き換えられない。
生きる喜びを具体的に実感できたことはないけど、
漠然と、「ああ、生きててよかった」
って思えた瞬間なら、いくつかある。
その中には、「性行為をしている時」
も含まれている。
性行為に伴う快楽は、それ自体が爆発に似ている。
男女問わず、登り詰めた瞬間の、あの、「一瞬の煌めき」は、他の体験では置き換えられない。
性行為またはそれに類似した行為によってのみ、得られる報酬だと思う。
性的快楽に抗える人は少ない。
「子孫を遺す」という、種としての根源的な欲求に基づいた事象なので、それは当然だけど。
その分、
それをコントロールできる人は、生命体として一歩進んだステージに立っているということなのだろうか。
また話が脱線したような気もする。
合計何章になるのか楽しみです。
次章:【死を受容している人との性行為】
デュエルスタンバイ!!
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