女性専用風俗 東京秘密基地本店 (出張専門) | 元旦にスマホなくした件

YURITO(ユリト) 元旦にスマホなくした件


僕は2024年1月1日にスマホをなくして各所に迷惑をかけました。
1月4日、無事にスマホは手元に戻って来ました。
その一部始終をご説明いたします。

1月1日は、家族4人(父、母、僕、妹)で国立競技場に行き、サッカー日本代表の試合を観に行きました。
父の発案でした。
父はサッカーが趣味で、母もテレビでサッカーを観るのは好き、僕は元サッカー部ですのでもちろん好きです。
今の日本代表はタレントが豊富で、贔屓目なしに、世界的に見てもとても強く、生で観られることは非常にワクワクしました。

相手国はタイで、格下ということもあり、試合は5-0の快勝。

試合の後は家族で夕飯を食べに行こうという話でした。

とてもいい気分で会場を出た時、ポケットにスマホがないことに気付きました。
そういえば僕は何故か、スマホを椅子と太ももの間に挟んで試合を観戦していました。(理由はわかりません。日頃そんな癖はありません。)
椅子は人が座っていない時には自動的に畳まれるタイプの椅子だったので、畳まれた時に生まれる隙間に滑り込んでしまった可能性が高いです。
血の気が引きました。
その日国立競技場には6万2千人もの観客が詰めかけており、試合後はスタジアムから外に出ようという人たちでごった返していました。
その流れに逆流して人混みを掻き分け、観戦していた座席まで戻ることは非常にストレスのかかることでした。
連絡が取れないと困る、ということで母がついて来てくれました。
外に出たい人たちに睨まれながら、座っていた席まで戻りました。その頃には席付近に人影はなく、捜索はしやすかったのですが、やはりと言うべきか、見つかりません。

会場スタッフに、落とし物預かり場を尋ねて行ってみましたが、僕のスマホと思われるものは届いていないということでした。

忘れ物、落とし物は後日1箇所にまとめられて、仕分けがされるようなのですが、僕のスマホのようなモノがあったとしても、それをわざわざ電話で知らせてくれることはなく、こちらから電話で問い合わせた時にのみ、回答するとのことでした。
そして年末年始はスタッフがいないため、忘れ物の問い合わせは1月4日以降から窓口が開く、とのことでした。

残念でしたが、しょうがないことなので、電話番号だけ控えて、1月4日になったら公衆電話から掛けてみようと方針を固め、その場を後にしました。

ショックで食欲はありませんでしたが、予定通り、家族で食事には行きました。
イタリアンレストランで、僕の好物であるピザを食べさせてくれました。
「ピザ好きでしょ、元気出して、」と父親から言われました。

元気がない時は、何を食べてもおいしく感じません。
本当に要らないな。思ったし、食べてみてもやはりあまりおいしく感じませんでした。
多分純粋に、あのピザは美味しくなかったのだと思います。

気分が乗らないので、お酒も飲みませんでした。ヤケ酒をするタイプでもないですし。

イタリアンレストランでウーロン茶を頼んだのは初めてかもしれません。せめて、ジンジャエールにしておけばよかった。でも炭酸すら受け付けない胃になっていました。

食事中、ふと、スマホは落としたのではなく盗まれた可能性もあるよな、という考えが頭をよぎりました。
(ここでようやくその発想になる時点で、日本は平和ということなのか、僕の頭がおめでたいのか、なんなのか。)

そう思うといてもたってもいられなくなって、どうしよう、と不安になったのですが、
「iPhoneをさがす」という機能を使えばいいのでは!幸い、家族は全員iPhoneユーザーだ!
と思い至り、隣に座っていた母のスマホを操作して、僕のiPhoneを探そうとしました。
が、母のiPhoneが古く、できませんでした。
父はApple信者で、そういう機能にも詳しいので、次は父のスマホを操作して探そう!と思って父の方を見ると、父は一心不乱にポケモンGOをしていました。
イタリアンレストランでご飯食べながらポケモンGOするなよ、と思いました。
「わ、こんなところにジムがある。乗っ取ろう。」と小声で言ってました。

その光景で僕はなんか冷めてしまって、
「まぁいいや別に。」と、どうでもよくなってしまいました。

食事の終盤、母が漫画の「進撃の巨人」のことを言いたくて間違えて「巨人の進撃」と言っていて、
プロ野球チームの快進撃の話かな?
シーズン中盤までは最下位だったのに、それ以降逆転優勝して日本シリーズ制覇?
とか考えたら笑いが止まらなくなり幸せでした。

スマホもないし、久々に実家に帰ってゆっくりして、家の電話で国立競技場に問い合わせようかな、と思ったりもしたのですが、
イタリアンレストランで息子のiPhoneを探さずポケモンGOをしていた父に呆れたのと、シンプルに実家が遠いのと、すごく疲れて眠かったのとで、諦めました。
一人暮らしの部屋に戻り、1月4日までの期間を睡眠、読書、シャワー、王将、コンビニなどで過ごしました。
途中、友達の家に突撃し、友達のスマホで職場に連絡したり、Twitterにログインして無事であることを伝えました。
スマホがなくても意外と生きていけました。
暇だったからメガネも新調しました。

1月4日、公衆電話から電話をかけて、条件に合うスマホはあります、とのことだったので、取りに行きました。

窓口で、再度スマホの特徴を聞かれて、「本体白色で、ケースは透明で〜」と伝えると、最後に、
「ロック画面は何ですか?」
と聞かれました。

僕のスマホのロック画面は、漫画「幽☆遊☆白書」の壁紙画像なのですが、なんかそれ言う時めっちゃ恥ずかしかったです。
「あ〜この人幽☆遊☆白書好きなんだ〜」って思われるのが居心地悪かったです。

でも、まだよかったかもしれません。うる星やつらとかだったら、なんか「うわこいつ」って思われそうだし。

でもロック画面ってけっこう、個性が出るので、果たして受け取り主が本人なのかどうか、という判断の一助にはなりそうですね。

以上です。

地震が起きた期間と重なり、何人かには異常に心配をさせてしまいました。
ご迷惑をおかけしました。
謹んでお詫び申し上げます。
 

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